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「the Great Jazz Trio」の「Love for Sale【1976, East Wind 】」をご紹介

「しろひのBaby Talk Jazz Study」
熊本シティFM(FM791)
毎月第2・4金曜日16:00-17:00
368回は、8月8日金曜日夕方4時から放送します。

今回のメインテーマは、ジャズアルバム列伝として「the Great Jazz Trio」というピアノトリオのアルバム「Love for Sale【1976, East Wind 】」をご紹介しました。

ピアニストのハンク・ジョーンズ、ベーシストはロン・カーター、ドラマーはトニー・ウィリアムスという初代メンバーから、ベーシストだけがバスター・ウィリアムスに変わったのが今作となります。

ハンクはパナソニックのテレビのCMに出演したので、日本のお茶の間でも一時期顔を知られていましたが、こんなにすごいジャズピアニストってみんな知ってたのかは疑問ですね。

前半はグレートと自ら名乗るだけのことはある演奏をたっぷり堪能し、後半はアルバムタイトルでもある「Love for Sale」というコール・ポーターの名曲の聴き比べをしました。タイトルを見ればわかる通り、当時から衝撃的な問題作で、いわゆる炎上商法のハシリとも言えるかもしれません。

でもこのコード進行が、いかにもジャズのインプロビゼーションと相性が良くって、たくさんの名演を生み出しました。

ぜひ聴いてください。どうぞお楽しみに!

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この記事を書いた人

1970年生まれ、熊本県出身熊本市在住。Tenor Saxophone奏者。
‪熊本市中心市街地活性化プロジェクトStreet Art-Plex Kumamoto「JAZZ‬
OPEN」のプロデューサー、上通り並木坂の「えびす祭り」のステージ企画プロデューサー、熊本シティエフエム「しろひのBaby Talk Jazz
Study」番組パーソナリティを務めている。2009年、自己レーベルFelidae's Recordsより、初アルバム「Tiny
Purple」(JASRAC R-0940557)を発表。北九州市立大学ジャズ研究会K&K出身。

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